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警察の取り締まりと法律

警察から捕まったり、何か尋ねられたりしたからといって犯罪を犯したとは限りません。犯罪とは、罪として規定され、刑罰を与えられるとされている行為を犯すことを言います。罪を規定している法律を広い意味での刑法と呼びます。刑法という名前の法律や、銃刀法、覚せい剤取締法などがこれに含まれます。このような法律に定められている行為をすることが犯罪行為なのですね。警察は行政法規違反についての取り締まりも行うのです。警察が取り締まりを行っている行政法規の中で最も有名なのは職務質問ですね。警察は、治安を維持したり、犯罪を予防するために職務質問を行うことができます。刑事職務執行法2条により、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者や、既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者に対して職務質問をすることができます。以上の要件が満たされているかどうかは、警察の主観的な判断によるのではなく、普通の社会人がその場合に臨んだら当然にそう考えたであろうという客観性が求められています。職務質問は任意であって強制ではありません。怪しいからという理由で何でもできるわけではないのですね。他に、警察はパトロールや、交通取り締まり、風俗営業の許可、道路使用許可など様々な行政的な活動を行っています。免許の更新だって警察署に行く場合がありますよね。警察署に行くからと言って、犯罪と関係しているということはないのですね。道路交通法は、広い意味での刑法に分類されますから、飲酒運転などをすることは犯罪行為です。しかし、道路交通法違反者に対しては、反則制度・点数制度によって処理されることがほとんどで、その場合には前科となることはありません。シートベルト違反で捕まっても前科もちにはならないのですね。犯罪なのか、取り締まりなのかにかかわらず、できれば警察から捕まるのは避けたいですよね。しかし、犯罪を決して犯さないと心に決めている人でも、犯罪加害者として疑われて濡れ衣を着せられる場合もありますし、そのあたりを散歩しているだけで職務質問にあってしまうこともあります。警察は捕まえたくて仕事をやっているわけではなく、治安を守り犯罪を予防する、再発を防ぐという目的のために職務をこなしているのですから、多少は我慢しなくてはならないのかもしれません。

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